PCが要塞みたいな母屋とMacBook Proの二台あるので、MBPでもペンタブを使いたいときにいちいち母屋のほうのIntuos 4を外してMBPに付け加えるのも手間なので思い切って買っちゃいました。
Intuos4にはワイヤレスキットがない
そもそも買った理由はIntuos4に対応したワイヤレスキットがなかったからです。
どうにもワイヤレスキットが対応してるのはIntuos5かららしいです。
ということで、ワイヤレスならばペンタブ一台だけで使い回せたものを、しょうがないので奮発することにしました。
到着
開封。 箱には緩衝材の紙はひとつしかなかった、まあ中に箱があるのでいらんとは思うけど。 箱は相変わらず余裕を持ってでかいです。
買ったのはAmazonで、Mサイズです。公式のワコムストア(¥ 34,800)で買うより¥6,439 OFFでかなりお得でした。

wacom Intuos Pro medium Mサイズ PTH-651/K0
- 出版社/メーカー: ワコム
- 発売日: 2013/09/06
- メディア: Personal Computers
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箱 外装デザイン
表
裏
開封
内蓋。
それを開けるとご神体が。
板を取り出すと下にはUSB接続ケーブルと説明書とCD-ROMの入った小箱がある。
ペンタブ立てにはあらかじめ予備のペン軸がたくさん入っていた。当分は別売りのものを買う必要がなさそうです。
中にはバネつきのペン軸も。
小箱を開けるとワイヤレスキットと説明書とCD-ROM。
CD-ROMはドライバーやその他付属のソフトウェアをインストールするためのものだが、新型モデルのMBPやiMacなど、CDドライブを備えていないマシンへのドライバーのインストールは次のURLからドライバーをダウンロードすることができる。
http://tablet.wacom.co.jp/download/
ドライバーダウンロードの説明
ページへアクセスしたら1でIntuos Pro
を選択し、2で使用しているOSを選択し、3を押して検索します。
すると一件だけドライバがヒットするので右側の「ダウンロードページへ」をクリックし次に出てきた画面の下部のほうへダウンロードボタンがあるのでそれをクリックしてダウンロードします。
ドライバーのインストールはUSBでPCと本体を接続した状態で行ってください。
MacBook Pro Retina 13インチと大きさ比較
ワイヤレスキットの装着方法
Intuos ProのM以上のサイズの裏側にはイ
とロ
の2つ蓋がありますが、イ
にワイヤレスキットを、ロ
にはワイヤレスキットで用いるリチウム電池を装着します。
電池の装着
ロ
の蓋を開けます。
開けたら、端子部から斜めに差し込むように装着します。
ワイヤレスキットの装着
つづいて、イ
のの蓋を開けます。開けると次のように2つのジャックが見つかりますがこれの左側を外します。
外した部分にワイヤレスキットを取り付けます。
取り付けると、このようになります。
ワイヤレスキットのペンタブ側の機器には電源ボタンがついているので、使わない時はOFFにします。 右側は、PC側にとりつけるためのUSB装置を、格納しておくためのジャックです。使わない時はなくさないように本体に取り付けておきましょう。
充電
電池を取付けた段階では、電池が空っぽなので充電をしないとワイヤレス使用できません。
充電はPCとペンタブをUSB接続して行います。一回の充電に数時間かかるようです。
大きさ比較
MBPに繋いだ様子
Intuos4 Mとの比較
Intuos4 M と Intuos Pro M を重ねた
重ねて見るとほぼ同サイズであることがわかります。Proは見えません。
Intuos4、Intuos5とProの違い
4とくらべてめちゃくちゃ軽くなった
あまりの軽さびっくりしました。正確な重さは測っていないので気のせいだったら申し訳ないですが、4と同じサイズなのに4とくらべてかなり軽い気がします。
この軽さでワイヤレスとあれば、ワイヤレスの利がかなり活きてきそうです。
ペン(スタイラス)に互換性がある
実は性能的にはIntuos4〜Proまでは変わっていないようです。 ですので4で使っていたスタイラスはそのままProでも使用することができます。
Intuos ProはIntuos4、Intuos5のデバイス(ペンなど)と互換性がありますか?
回答
Intuos4、Intuos5のオプション(ただしIntuos4レンズカーソル除く)はIntuos Proと互換性があるため使用することができます。
Intuos ProはIntuos4、Intuos5のデバイス(ペンなど)と互換性がありますか? | Wacom
なので、回転検知のできる「Wacom Intuos Cintiqオプションペン アートペン KP-701E-01X 」やエアブラシを再現できる「ワコム Intuos4専用 スタイラスペン(エアブラシ) KP-400E 」など、高価なオプションスタイラスペンを買っていたとしてもお金を無駄にしなくて済みます。
ファンクションボタン
ファンクションボタンがIntuos5はフラットで、凹んでいるのに対し、Proは4のように独立した機構になっています。
また4との違いは、ファンクションボタンにもタッチ検出機能がつき、ファンクションボタンに手を触れるとこのようにHUDでどのボタンに何の機能を当てているか表示されます。これは4ではボタンの横に液晶があって機能が表示されていたのに対し、5とProは液晶がないための措置でしょう。
また、タッチする度にこの表示がされるのが鬱陶しいという場合は設定から「エクスプレスビューの表示」のチェックを外すことで、非表示にできます。
タッチ機能が標準搭載された
タッチ機能とは、スマホやトラックパッドのように、ペンではなく指のタッチを検出できる機能です。
4にはタッチ機能はありませんでした。5ではタッチモデルとそうでないモデルがありましたが、Proからはタッチ機能が標準搭載になりました。
タッチ機能をONにすれば、指でマウスを動かしたり、Macであればマジックトラックパッドと同じ感覚でマルチタッチジェスチャーを行うことができます。
シートの自前交換ができなくなった
5までは市販のシートを購入することで、自力でシートを交換できましたが、Proからはタッチモデルが全て標準になったため、自力で交換することが不可になり、シートが摩耗や傷がついた場合は修理対応するしかなくなりました。
Intuos 5までのオーバーレイシートの交換方法はこちら。 CyberStage-Diary オーバーレイシートを交換したら、ペンタブが新品の描き心地に
4〜Proまでは基本的に性能は変わらないので、シートを自力で交換できたほうがいいという方は生産終了で在庫がなくならないうちに5を求めたほうがよいでしょう。
「Wacom プロフェッショナルペンタブレット Mサイズ Intuos5 PTK-650/K0」はこちら
総評
4と性能は変わらないので、描き味が変わるわけではありませんが、デザインもフラットでかっこよくなったし、何よりワイヤレスなのでコードを気にせず気軽にお絵かきできます。
これで寝っ転がりながらブログに落書きを投稿できます。
この記事でレビューされている「Wacom Intuos Pro M」はこちら

wacom Intuos Pro medium Mサイズ PTH-651/K0
- 出版社/メーカー: ワコム
- 発売日: 2013/09/06
- メディア: Personal Computers
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その他押さえておきたい商品

ワコム Intuos4専用 スタイラスペン(エアブラシ) KP-400E
- メディア: エレクトロニクス
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Wacom Intuos Cintiqオプションペン アートペン KP-701E-01X
- 出版社/メーカー: ワコム
- 発売日: 2012/10/29
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Intuos 4、Cintiq用とそれぞれ書いてありますが、Intuos Proと互換性があるのでIntuos Proでもそのまま使用できます。