英語を聞き取る、聞き分けるためには、英語自体の発音を知ってないと聞き取れません。
例えば、alcohol(あるこほーる)という音が聞こえてきたとしても、それが日本語でいうアルコールのことだと知り得なければ聞き取ることはできないでしょう。
日本人が英語を苦手なのは、このカタカナ表記した英語の発音にも一因があると思っています。
というのも、私も実際にカタカナ表記した英語にとらわれていた節があるからです。
そこで、自分が英語を学習していて、え、この単語本当はこういう発音なの!?とびっくりした単語をランキングにしてみました。

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第5位 オペラ(Opera)
もはや日本語でもお馴染みのオペラという単語。
ブラウザにもOperaというものがあり、みんなオペラ、オペラ言ってますよね。
ところが、これ英語での発音は「オッペラ」なのです。
オッにアクセントがあってペラは駆け足で言い終わらすような感じ。
この発音については、バイリンガールのこちらの動画で知りました。
え、オペラって「オペラ」じゃないんだ!!と衝撃が走りました。
今はChromeですが、長年Operaを使用していた時期があるので、Operaユーザーだったにも関わらず正式な発音を知らなかったなんて!
第4位 オフィシャル(official)
これはもう全然違います。
「オフィシャル→」ではなく、「オフィショー」です。
さらにいうと、「オ・フィショー」です。
「オ」にアクセントがあって一度詰まる感じです。
「A」から始まる単語と、「O」から始まる単語は、この冒頭詰まりアクセントのパターンが多いです。
聞き慣れてない時は、単語を2つ言ったのかな?と単語の区切りを認識できませんでした。
なのでこのパターンの発音の認識も大切になってきます。
誰なんですかね、「オ・フィショー」を「オフィシャル」なんて表記に決定した人は・・・
第3位 パッケージ(packeage)
第1位に推したいくらいなのがこのパッケージ。
日本語表記ではパッケージと長音符が入りますが、本当の発音は全然違います。
本当は「パケジ」です。
これをパッケージと覚えていると、この単語を発音できない、聞き取れないとなります。
なぜ長音「ー」を入れてしまったのでしょうか。謎です。
第2位 ホワット(what)、ホワイ(why)
第2位はwhat、whyです。
whatは実は「ワッ(ト)」「ワイ」なんです。トは子音だけ、続く単語があるならほぼ発音しなくてよし。
whyも実は「ワイ」なのです。「ホ」はいらん!
日本人はずっと、この単語に「ホ」がつくと刷り込まれている節がありますよね?
私も例に漏れずそうでした!
「ホ」、いらねーから!!
これは、TEDICTをやっている時に次のような単語を聞き取る時に気づきました。
映像では、「ワイヤー」と聞こえることがあったのですが、「ワイヤー」ってなんだよ!?
日本人の私には、鉄でできた綱のことしか頭に浮かばなかったのですが、これ、「why you're」だったのです。
ちなみに教材はこれです。
why you'reの発音がワイヤーって知ってないと絶対に聞き取れませんよね。
まあこの人の発音も、少し癖がある気もしますが。
頭のなかの発音の認識が「ホワイ ユーアー」のままでは絶対に無理です。アップデートしましょう。
「ワイ」「ワッ」
第1位 ワズ(was)
堂々の第1位はbe動詞、「is」の過去形「ワズ(was)」です。
これ、iPhoneで何度ワズ!と言っても「was」と認識してくれないのに「ウォズ」というとちゃんと「was」と認識してくれるのです。
そう、was は ワズ じゃないのです。
長年、was はワズだと思ってきたので、今までずっと間違っていたのかと、慙愧に堪えない感情が沸き起こりました。
でも、たぶんこれはアメリカ英語の発音で、イギリスだと多分ワズに近いと思います。NativeCampのフィリピン人講師の発音は「ワズ」でした。
参考:
www.toeics.com
番外編 ネバー(never)
舌を巻くRの発音ができるようになって以来、neverの発音は完璧だと思っていました。
しかし、何度iPhoneに向かって発音してもneighborとしか認識されないということがありました。
そこで調べてみると、私はVの発音ができていませんでした。
Vは唇を閉じてはいけないのです。正直耳ではBとVの音を聞き分けることはできていませんが、機械的にVの口の形を真似してneverを発音してみると、あっさりとneverと認識されました。
日本人の耳にはわからなくても、やはりネイティブ的には全然違う音なのでしょうね。
番外編その2 ソゥト(thought)
thinkの過去形です。これ、「ソゥト」だと思ってませんか?
これも、いくらいってもiPhoneの音声認識はthoughtだと認識してくれません。
thの発音ができていなかったのです。
次の動画によると舌を噛まずに歯の間に置いて、引きながら「そ」と発音するとthoの発音になるらしいです。
実際にその通りにやってみると、ちゃんとthoughtと認識してくれました。
これも、soとの聞き分けができるとは言えませんが、ネイティブにとっては明確に違う音ということですね。
まとめ
正しい発音を知ることは、そのまま聞き取り能力にもつながります。
すなわち、英会話マスターのためには自身が発音できるようになることから逃げることはできないのです!
他にもたくさんあるので、探してみてください。→気を付けろ!英語では全く発音が異なるカタカナ語 : TOEIC200点男の趣味英語
ちなみにオンライン英会話にはNativeCampをオススメします。
詳細記事はこちら